Chimenkanoya 中野区江古田 アートギャラリー バー・カフェ | |
“地面下の家”が、名前の由来。住宅として計画され、現在はお店になってます。決して“高級“とは言えない住宅街の中に忽然と姿を現す異様な概観は、建築家斉藤裕氏の力作。竣工から既に7〜8年経過していて、街並みともよく馴染んできた感じです。 バーとしての存在感が圧倒的に強く、かなり強烈な印象を与える場所です。いわゆる銀座のヒストリカルでコンサバティブなバーテンダーのいるバーとは対局で、親しい友人との静かな会話を楽しむなごみの空間としてのバーの中では、渋谷の「黒い月」同様非常に高いレベルを維持しています。 また、ギャラリーとしても意欲的な作家の作品を展示していて、好感が持てます。その他、店全体を会場にした演劇なども上演され、今後のアートプログラムも見逃せません。こんな店が、こんな外れにあったのかという典型のスポットです。 場所は西武新宿線沼袋駅から北に上がり、新青梅街道をわたって右方向にある歴史民族資料館の裏あたり。 |