「発明をやりはじめてから、人生が明るく楽しくなりました。」と、大手自動車会社の整備士で会員の高橋さん(東京都)は、いう。

過去に、靴ベラを始めとして、数点のアイデアが事業家に認められ商品化されているが、成功するだけでなく、何事も積極的に解決していく心が養われることが、発明の面白さだともいう。

そんな高橋さんは、鍋を使って料理をする際に、お玉が滑らないように、S字に折り曲がった形態のお玉を開発。これを自分で出願して意匠登録をとり、やがて来る定年後の人生設計を考えて、自分で商品化することにした。会社の休みを利用して販売ルートをせっせと開拓した結果、今では順調に売り上げを伸ばしている。

不況でいつ会社が倒産するか分からない時代。サラリーマン発明家の皆さん、高橋さんの生き方を参考にしてください。次はあなたの番です。