かつて発明ライフでご紹介した「O.H.パター」を覚えているだろうか?当会会員の助川浩文さん(三重県)が、開発に携わった発明品である。
ヘッドに丸い窪みをつけることにより、ボールとカップとヘッドの丸い窪みの3点を直線で結び打つと思い通りにボールがカップインするという商品。この商品は、ゴルフ場で2年間にわたり試作を披露してコメントを収集し、開発ヒントにした。
PRは、経費をかけない「パブリシティー戦略」を発明学会から聞き、早速実行。「パブリシティー戦略」とは、新商品などを新聞や雑誌、テレビなどのマスコミに記事として無料で取材してもらう方法をいう。
O.H.パターは、この方法で現在まで延べ30件ほど取り扱われ、このたび松坂屋デパート(横浜を除く)において販売が決定した。
マスコミに送る企画書(ニュースリリース)は企業への売り込み企画書より、やや砕けた構成が望ましいところだ。
会員の方は、手紙相談を利用して企画書やニュースリリースの添削もどんどん受けて頂きたい。とくに既に製品を持っていてさらに販社を増やしたい方には、この方法が最適だ。