最近、ドライブやレジャー、災害地で使用できる組立簡易トイレが注目されている。
そんな中、段ボールや梱包材のメーカー会長で、東京西発明振興会の理事長である山田さん (東京都) も段ボール紙を利用した組立式の小型トイレの商品開発にとりかかった。
先行商品を調査し、上からの重圧を散らす工夫と折り畳める改良型を考案。発明学校に試作品を持ち込み、会場で意見を聞いた。
「レジャー用に欲しい」という男性の意見に加え、「前部を高くして欲しい」という女性の意見を取り込み、小型・軽量、安価な『アーチ型簡易トイレ』を完成させた。
収納ポリ袋と吸水・消臭剤5組セット、体を隠す簡易マントが付属して1組2,700 円。山田さんは、この4月から子会社で発売を開始し、同士の販売代理店を求めている。