特許活動の拠点
「特許公報閲覧所」は、毎年の特許出願や権利化される特許などが、特許庁から公報として発行され、誰でもが閲覧できる公的施設である。
特許、実用新案、意匠、商標のすべての公報がそろっており、発明活動には非常に重要な施設である。
無駄な出願にならないように先願調査をするときはもちろん、あなたが次の発明を生み出す有益なヒントを見つけ出す宝庫でもある。
全国にある閲覧所は、誰でもが無料で利用できるので、発明家は多いに利用するべきである。(知的所有権センターおよび特許公報閲覧所要覧表は発明ライフ誌参照)
特許ビジネスに利用
特許公報閲覧所をビジネスに利用する特許調査員も活躍している。
当会では、特許調査専門員を養成しているが、卒業生からは独立して年収が1千万円以上になる人や調査会社を開設する人が増えてきた。
特許公報閲覧所が仕事場だから、特別な設備も施設も要らないのが魅力である。
皆さんも最寄りの特許公報閲覧所を利用して発明活動に多いに利用してみよう。