賞金・商品総額500万円!第16回オール発明コンクールに応募しよう!
本年も、個人発明家の登竜門、オール発明コンクールが開催されます。この発明コンクールは、アイデアを求める企業の社長や開発担当者が審査するため、商品化の確率が高いこと、未出願のアイデアでも、入賞した時点で出願を案内するので、何万もの出願費用が節約できること、そして賞金・商品総額が500万円と高額!なこと、などメリットがいっぱい!
詳しくは、パンフレットをお取り寄せの上、応募要項をご参照ください。
「くの字」クラフトピックが契約金35万円実施料1%で商品化!
菅野さん(北海道)は、地元でたこ焼きのお店を出している主婦。お客さんがたこ焼き返しに使う刺し棒を工夫して、実用新案を登録。料理道具としてメーカーにあたったが受け入れられなかったため、方向転換して紙工作用のクラフトピックとして事務用品メーカーに売り込み、銀鳥産業(株)とめでたく契約を結びました。今春から1本420円で発売されます。
6年の工夫で実った「非常用貯水容器」
武田さん(東京都)は、震災時の飲料水問題の教訓から“非常用貯水容器”を6年間研究し、実用化に成功しました。これは新鮮な水をタンクに循環し、日常的に使う洗濯機や浴槽と連結するというもの。タンクは、8K気圧に耐え、非常時の際には、飲料用水に持ちだしできる仕組みになっています。武田さんは、自ら会社を興し、これから本格的に販売を進めたいとのことです。
これらのネーミング、どんな方法で自分のものと主張したらいい?
以前、発明ライフで「つまらないものですが」という藤田さんのお菓子のネーミングを紹介したが、いま生産が追いつかないほどの人気商品になっている。それほどネーミングは商品の売れ行きを左右するといっていい。最近では、ユーモアがあって、心をあたたかくしてくれるネーミングが増えているが、このような名前、商標登録ができるのか、著作権登録は?不正競争防止法は?権利がとれそうにないものを、どう権利化するか、明確な答えを見い出した時、本紙で発表してみたい。(中野勝征)
特許請求の範囲の書き方はアメリカ方式にかわっていく!?
今回の特許法の改正で、特許請求の範囲は、発明を特定するために必要と認められる事項のすべてを記載しなければならない、となった。21世紀の決済手段であるといわれる電子マネーについてシティバンクが特許出願し、日本特許庁が出願公告した出願の請求範囲は、なんと104項目が指定されているという。これからの我が国の特許出願、アメリカ方式に徐々にかわっていくことになろう。(中野勝征)
企画書活用売り込みのすすめ(1)
最近の発明売り込み成功例をみると、企画書売り込み文で発明も売れて、コンサルティング契約した会員の桜井さん等がいらっしゃいます。そこで、今回からシリーズで、発明家向けの企画書の書き方や活用法を『発明ライフ』にて掲載することにしました。この機会に、ぜひあなたも企画書作成に取り組んでください。